パチンコ・パチスロにおいて最も重要なのは稼働時間。
この道で喰っている人間ならば、
誰でもその重要さを知っていることだろう。
稼働時間とは実際に台を打っている時間のことを指し、
期待値計算などにも使われるが、
個人的には稼働時間以上に拘束時間の方が重要なのだと思う。
ここで言う拘束時間とは、
家から出て、稼働を済ませて家に帰るまでの時間という意味で、
例えば1時間掛けてホールに着くのであれば、
当然帰路も1時間掛かってしまう。
それだけでも稼働時間+2時間の拘束時間になってしまい、
そこに並びの時間のプラスアルファを考慮すると、
1ヶ月単位では相当な時間を要してしまう。
プロというのは、台のデータや期待値を算出するのが仕事ではなく、
あくまで生活費を稼ぐため、その労働対価を求めるべきかと。
だからこそ稼働時間よりも拘束時間も考慮した上で、
期待値を算出するべきなのだと思う。
人間というのは息をしているだけで金が掛かる。
移動時間や並びの時間を利用して金を稼げる人間は別として、
基本的にはこの時間は無駄な時間になってしまう。
遠くの優良店に行くのを否定するつもりはさらさらないが、
若干の期待値低下でも近場のホールに行く方が良い場合もある。
これもまた立ち回りの一環なのかもしれない。